ダッジ・チャージャー

ダッジ・チャージャー

マッスルカーの代表モデルといえるのがこのダッジ・チャージャーでしょう。

このモデルは1966年から作りはじめられた、ダッジのセダンモデルであるコロネットをベースにして作られた2ドアファストバッククーペで、プラットフォームはすべてコロネットと共通のものを使っていました。

モデルとしては、初代モデルは1978年まで作られた形になっていますが、マッスルカーとして扱うことができるのは、オイルショック以前までの1975年あたりまでのモデルです。

エンジンは伝統のV型8気筒OHVエンジンが標準でしたが、最上級モデルには426Hemiエンジンが搭載されていました。

このエンジンは6.9リッターV型8気筒OHVエンジンでHemiという言葉が表すようにペントルーフ型燃焼室とクロスフローを持っていました。

それまでのアメリカのOHVエンジンは、燃焼室の片側から吸気を行い、同じ方向で排気を行う形状となっており、吸気と排気を同じ方向から行う形となることから効率が非常に悪いものが採用されていました。

しかしHemiエンジンは吸気バルブと排気バルブを左右に振った形とし、片側から吸気を行い、もう一方から排気を行うといった効率の良い流れを用いるようにしたのです。

同時にバルブの位置から燃焼室形状も燃焼効率によい半円球型とすることができ、同じ混合気量でもより大きな爆発力を得ることができるようになったのです。

実はこのような構造は現在のエンジンでは当たり前のもので、軽自動車でも使われているものです。

ですので、現代ではHemiエンジンのメリットは全くなく、むしろ現在のアメリカの自動車業界ではハイパワーエンジンのことをHEMIエンジンと呼ぶようになってしまいました。当時は今では当たり前のことが特別なことだったようです。

426Hemiエンジンは最大で431psを発生させることができ、当時ではレース用のエンジンとして見られることが多かったようです。

 

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